o-moro 「オモロい」を、あなたのとなりに。

ミッコ・H・ハーポヤ/ヘルシンキの道

Helsingin reitit – The Routes of Helsinki 2010-2025

ただいま準備中です。
会期中のイベント情報などを、こちらに公開していきます。

都市空間を聴覚で体験する、サウンドスケープ・インスタレーション・アートが来日

フィンランドのメディアアーティストで音楽プロデューサーのミッコ・H・ハーポヤ(音楽修士)が2025年4月に来日、サウンドスケープ・アートプロジェクト「Helsingin reitit – The Routes of Helsinki」の15周年記念展を行います。邦題として「ヘルシンキの道」と題し、東京・谷中のGallery TEN、埼玉・飯能のメッツァビレッジ内のCraft bibliotekの2箇所で開催します。
アーバン・サウンドスケープ・アートの分野では、フィンランド人として日本初の個展となります。

会期・会場

2025年4月3日(木)〜13日(日)
東京・谷中 Gallery TEN

〒110-0001東京都台東区谷中2-4-2
URL:https://galleryten.org/

※4月7日(月)は休館

2025年4月19日(土)〜27日(日)
埼玉・飯能 メッツァビレッジ内
Craft bibliotek

〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
URL:https://metsa-hanno.com/metsa/

Mikko H. Haapoja(ミッコ・H・ハーポヤ) プロフィール

エレクトロアコースティックなフォーク音楽と世界中の音風景の融合を試み続ける、フィンランド・ヘルシンキ出身のミュージシャン、メディアアーティスト、音楽プロデューサー。伝統楽器ヨウヒッコと、同国内でも珍しい低音楽器のベース・ヨウヒッコを軸に、歌、カンテレ、電子ビート、そしてヘルシンキ、東京、イスタンブール、ニューヨーク、バマコといった都市や自然の音風景を多層的に組み合わせた、唯一無二のパフォーマンスを披露する。

ヘルシンキ芸術大学卒業後、母校で「3Dサウンドスケープ作曲」「都市音響芸術」「ライブエレクトロニクスとグローバルミュージック」などを指導。

エレクトロフォークデュオ「uni uni」、スポークンワードやラップ、歌を組み合わせた「Haapoja & Ilmari」としても活動し、また毎年様々な音楽アルバムの録音やミキシングも行っている。

「Helsingin reitit – The Routes of Helsinki」について

「Helsingin reitit – The Routes of Helsinki」は、ミッコ・H・ハーポヤが2010年に始めた長期的なサウンドスケープ・プロジェクトです。本作はフィンランドの首都ヘルシンキの都市の音像を捉え、それをラジオフォニック作品、オーディオビジュアル・インスタレーション、学際的なアート・パフォーマンスとして創作したものです。
ハーポヤのアートは、サウンドスケープを通して、季節のサイクルや年月の経過とともに急速に変化するヘルシンキへと聴く者をいざないます。北欧の首都ヘルシンキでは、常に発展し続けるその中心部にいても、森や自然に簡単にアクセスしてその音を聴くことができ、都市に居ながら、静かな夏の夜を体験することが可能です。
本プロジェクトの最新作「Keskusmetsä(中央の森)」は、2023年にフィンランド代表として、欧州放送連合の「Prix Palma Ars Acustica」コンペティションに参加しました。

展示は、映像作品(『The First Route』2014/2017)、ヘッドフォン用の複数のバイノーラル・サウンド作品、マルチチャンネルのオーディオビジュアル・インスタレーションにより構成され、展示期間にはハーポヤ、そして共にビジュアルデザインを手がけたキラ・レスキネン(文学修士)が、学際的なアートパフォーマンスとアーティストトークを行います。

15周年企画として、GPSベースのモバイルアプリを用いた新作公開、
記念コンピレーションアルバムもリリース

ハーポヤは、日本でのギャラリー展示と並行して、2015年夏のヘルシンキ中心部でのサウンドを元に制作された自身の作品「Luotisuora」(Beeline)の、ジェネラティブ・バイノーラル・バージョンのモバイルサウンド作品を制作します。同作品のオリジナルはヘルシンキ市立博物館で常設展示として展示されているもので、このたび新たにGPSベースのモバイルウェブアプリを用いて、東京都心の喧騒の中、位置情報に応じて体験できるサウンドスケープ作品を公開予定です。

加えてハーポヤは、プロジェクトの15周年を記念し、コンピレーション・アルバム『Helsingin reitit – Helsinki Soundtrack』をリリースします。

来日にあわせ、サウンドスケープと
フィンランドの伝統楽器ヨウヒッコの演奏を
組み合わせたコンサートツアーを開催、
大阪万博北欧パビリオンでの演奏も決定

ハーポヤは本企画展での来日に伴い、自然や都市のサウンドスケープからなる電子音響と、フィンランドの伝統楽器ヨウヒッコのサウンドを組み合わせたコンサートツアーを行います。
2024年11月、ハーポヤは日本でソロアルバム『Unheard Landscapes』のリリースツアーを成功裏に開催しました。本ツアーはそれに引き続くもので、公演日程には大阪万博の北欧パビリオンでの公演も含まれています。


The project is supported by the Finnish Institute in Japan as part of the pARTir initiative funded by the European Union – NextGenerationEU.

このイベントは、欧州連合(EU)の資金援助による「pARTir initiative」プロジェクト(NextGenerationEU)の一環として、 フィンランドセンターの後援を受けて開催

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o-moro music from Finland

"o-moro" Music From Finland

代表:シオミユタカ

“o-moro”という名前は、フィンランド語の気軽な挨拶 “Moro!” と、「オモロい」の二つの意味。
“Moro!”と友だちに挨拶するような気軽さで、みなさまと触れ合えたらという想いで、

  • 北欧フィンランド音楽事業
  • Web・広告制作・開発事業

をメインに、横浜の中心部、関内を拠点に活動、日々の業務に取り組んでいます。

→ "o-moro" Music From Finland
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